ファンタジーノベルと飲食店コラボのプロモーション

彩陽さんの著書食ものがたり

店内ツールの制作をさせて頂いている飲食店がんこ蔵さんがご縁をつないでくださったプロモーションポスター制作のご紹介です。

がんこ蔵の店主さんのお知り合いの女性はファンタジーストーリーの作家“彩陽(いろは)”さん。

彩陽さんの著書食ものがたり

作家さんて皆さんそうなのですけど、当たり前なんですけど、ゼロから何かを作るってすごい才能ですよね。物語が生まれちゃうんですものね。

頭の中でお話が浮かんで、そしてそれが言葉になり、文字になる、本になる~、そして人を笑わせたり泣かせたり、考えさせたり。人の心を動かせるって素晴らしいです。

「食ものがたり」という本で、実はamazonではレビューの92%が星5つという、読んだ人にとても評価されている作品なんです。ぜひこちらからご覧ください。

私も読ませて頂きました。

ファンタジーという先入観をもってストーリーに入っていくと、たしかに最初は「絵本になったら素敵だなー」と感じるかわいらしい世界観に思えました。

でも、いやいや、第3章あたりから、大人にとって大切なことを改めて考えさせられる、人生を振り返ってしまう一冊だと気づきました!

彩陽さんの著書食ものがたり

物語の主人公はおもてなしの国の王女リコちゃん。いろんな世界を旅しながら、その先々で生き物と食べ物に出会っていくんですが、その一章一章で起こる出来事とリコちゃんが乗り越えていく様子が、社会の問題や自分の経験とリンクするので、全ストーリーごとに深く考えさせられます^^

でもリコちゃんの行動や考え方、旅にお供しているライオンや小鳥に笑えるところもあって、とても楽しい1冊でした。

もちろんファンタジーとしてもステキな世界なので、小学生ならば高学年くらいから楽しめるのではないかなーと思いました。

この食べものをめぐる冒険ストーリーの紹介を、飲食店さんでプロモーションしよう!ということで、店内用のポスターや卓上ポップを制作させていただきました。(下記ポスターは上部3分の1くらい)

きしもとデザイン制作のポスター

何がコラボかっていうと、実はこの物語のストーリーに登場する「おむすび」を、ポスターを貼らせていただくがんこ蔵さんの「おむすび」に絡めているんですね。

ちょっとネタバレ。

リコちゃんが訪れたテクノロジーの国ではみんな機械的で時間に追われているので食事の時間を愉しむことを忘れてしまっているのですが、そのなかで出会ったおばあさんが炊きたてごはんでおむすびを握って、、、というお話。

そして、そんなおむすびが、がんこ蔵では梅と鮭と明太子と選べて300円で食べられますよ~と。

ポスターの上部にはamazonレビューの実際のコメントから抜粋した感想を掲載しています!彩陽さんに一発OKを頂けたプロモーションでした。

がんこ蔵の店主さんもおっしゃっていたように、一章ごとに一冊ずつ、シリーズとしての絵本になってもすてきだなーと思います。