ジブリ美術館で世界をどっぷり満喫してきました

きしもとデザインのジブリ美術館の写真

「初恋はパズーだ」とか「空を飛んでた時代のジブリが好き」というわりにはジブリ美術館に行ったことがなくて、そういえば子どもたちも、ラピュタと魔女の宅急便とトトロは何度も見てるから楽しめるだろうと思って、11月の終わりに人生で初めて行ってきました。

空を飛ばなくなっちゃってからのジブリは見てないのと、テーマが深くて重いナウシカはあまり好きじゃないので、もっぱら「ラピュタ」と「魔女宅」が好き。空にロマンがあって、ストーリーに単純な夢があって、主人公を好きになれて応援できるから。

「トトロ」は主人公が人間じゃないので私はあまり見ないけれど、子どもたちはやっぱり好きみたい。

きしもとデザインのジブリ美術館の写真

初めて行ったジブリ美術館で感動したのはその世界観の徹底。

こじんまりとしたあの洋館の中で、どっぷりとジブリワールドに浸らせてくれる“こだわり世界”の確立というか、現実に戻らないように徹底されている感じ。

最近ではディズニー施設だって老朽化やスタッフの質を問われるほど世界観が崩れ始めていて、実際にお手洗いの汚さや厨房スタッフのおしゃべりに現実に引き戻されてガッカリしたことがあったからやっぱり残念。

きしもとデザインのジブリ美術館の写真

ジブリ美術館の中は、その外観だけじゃなくて、中に入った時の暗さ、匂い、階段や床の木の雰囲気、それを歩く時にクツが触れてわかる質感にも重厚感があったな~

天井や壁のブルーは現実世界にはないブルーで、ステンドグラスにはキャラクターたちがいて、エレベーターもあの映画のあのエレベーターですよね!

子どもたちはねこバスにも乗ったけど、残念ながら館内は全て撮影NGなので写真にはおさめられませんでした。

でもそれで良いと思います。カメラやムービーが普及した今、運動会とかでもカメラ越しにしか子供の活躍を見れていないことが疑問だったりするから、きっとジブリ館内で撮影OKだったら、撮ることばかり考えてじっくり見ておかなかったかも。

きしもとデザインのジブリ美術館の写真

ラピュタ全編の絵コンテのコピーが、ファイリングされたA4用紙にあって、もう、きっと重ねおきしたら20cmの高さになるほどの枚数で。絵コンテの段階で監督が決めている色や描写アングル、セリフなど、、、見入っちゃいました。

ムスカの「よめる、よめるぞー」の石を見て、ロボットと写真撮って。ホットドッグ食べて、おみやげを買って。

もともと「ラピュタ名台詞かるた」は持っていたのだけど、子どもたちが「トトロ名台詞かるた」をほしがるので、さらにジブリかるたが増えました(笑)!

私に言わせればラピュタ一番の明言は「おばさん達の縄は切ったよ」なのですが、これについて語ると5時間くらいかかるので割愛します、、、

きしもとデザインのジブリ美術館の写真

思ったのは、トトロはトトロが主人公でトトロのグッズがたくさんあるから良いけれど、ラピュタのパズーが好きな場合にグッズが無いということ。

ラピュタと言えば、飛行石をモチーフにしたキーホルダーやおもちゃがあったり、ロボット型のピンバッチがあったり、、、でもパズーグッズは無かった。魔女宅もだいたい黒ねこジジがモチーフになりがちだけど、キキやホウキのグッズがあってもいいのにな~

井の頭公園を通っていったのでとても紅葉がきれいでした^^

きしもとデザインのジブリ美術館の写真