慌ただしい年度末からいよいよ新学期

2019年の桜と夕陽

公園の夕陽ごしの桜がキレーでみんな写真撮ってました。

今年度、息子が小学校3年生で学童クラブに入れず待機児童となりました。区の保育必要指数の優先基準が変更となったことと、単純な共働き世帯の増加で新3年生はほぼ全員が溢れてしまって。

4/1から急に居場所がなくなる新3年生が学区内で十数人に増えてしまい、「待機です」の通知が届いてから1か月半の間は、保護者同士で話し合いをしたり、情報交換をしたりして、居場所探しと、ひとりでの過ごし方と、ひとりでの外出が課題でした。

学校が始まれば放課後~親の帰宅までをどうにか過ごせればいいので、習い事や塾、区民館へのランドセル来館、学校の放課後事業などに行くことになるけれど、夏休みなどの長期休暇の対策を早急にお願いしたくて区に働きかけているところです。

全国でみてもニュースでは学童待機過去最多の約17000人。そのうち東京は約3900人。

昔twitterだかブログだかで話題になった「保育園落ちた日本死ね」は2016年だから、ちょうど3年前でしょう。その時も保活(=保育園活動)という言葉ができるほど、入園が激戦していたわけで、、、それから3年、結局その世代の子たちが成長しただけだよね。

保育を必要とする幼児が多かった最大ボリューム世代が、小学生になっただけ。

お散歩してたら息子の頭に落ちてきた桜の花^^

落ちてきた桜の花

放課後事業の誘致のことで区役所に話を聞いたけれど、長期休暇中の居場所ができるまでには、まず現学童を委託にして、学校の施設的&スペース的な下見をして、じゃー入ってもらう業者を探して、いよいよ開設ってやってたら2年もかかるんですって。

なのに、同区のなかで年間5~6校しか開設できない。優先順位はほぼ単純に待機児童数の多い順だそう。でも、その準備の中で、途中で待機児童数が減ったら優先順位が下がって開設が見送られる、、、

そんな3歩進んで4歩下がるみたいなことしてたら、そのうちに子供たちはどんどん大きくなっちゃって、保育を必要とする児童の最大ボリューム世代は高学年や中学生になって、、、そのときにはもう学童クラブはガラガラだったりする。実際に隣の学区がその状態だそうで学童クラブはガラガラ。

なんだかなー、、、って思っちゃう。

もう行政には期待せずに、各家庭ごとにパパかママの働き方を変えたり、子どもの自立を訓練したりして過ごすしかないんでしょうね。

今年度すぐすぐの居場所は間に合わなくても、まだ保育園に通っている弟妹世代の子たちが小学生になったときに、保護者が安心して働けて、子どもたちは安全で楽しく過ごせる居場所があったらいいなと思うけれど。

学区内にマンションが建ち尽してもうこれ以上住人が増えなくなったころに、学童クラブ受け入れ人数拡大とか、放課後の居場所事業スタート!とかなりそう。

そのころにはニーズはなく、ガラガラなんだろうな~。変なの、、、